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令和3年度

建築科と設備工業科で,パソコン利用技術検定試験(3級)を実施しました。

 建築科と設備工業科の1年生を対象に,パソコン利用技術検定試験(3級)を実施しました。受検した生徒の皆さんは,この日に向けて学科試験と実技試験について一生懸命勉強に励んできましたので,全員が合格することを期待しています。合格した生徒の皆さんは,2級や1級の検定試験にも挑戦していくことを願っています。

 

※「パソコン利用技術検定試験」は,公益社団法人 全国工業高等学校長協会が主催する検定試験で,パソコンの基本的な使用方法が身についているのかを確認します。1級は,データベース,2級は,表計算,3級は,ワープロの基本的な知識や技能を検定試験によって判定します。

パソコンを使用した検定試験の様子(建築科情報CAD室)

 

出題内容に基づいて文書や図を作成します

 

制限時間があるので,受検者は真剣です!

建築科の3年生を対象に,建築見学を実施しました。

 外構・ランドスケープとの調和を図りながら、将来のまちの姿に寄り添う持続可能な拠点施設として計画された,「女川町役場庁舎」と,全国初の認定事例となる「まちなか再生計画」に基づいて計画された,切妻屋根の重なりが美しい「シーパルピア女川」を見学しました。また,落ちそうで落ちない巨石がある「釣石神社」にも訪れ,参拝してきました。

 シーパルピア女川では,美味しい食事を堪能し,生徒たちも楽しく充実した時間を過ごすことができました。このような見学を通じて識見を深め,卒業後は建設業界の担い手として活躍していくことを期待しています。

 

「女川町役場庁舎」の議場にて

 

1年生に引き続き,3年生も「海鮮丼」を満喫!

 

「釣石神社」にて

 

落ちそうで落ちない「巨石」の前にて記念撮影

 

生徒の感想(抜粋):・「女川町役場庁舎」は,震災での津波を考慮して嵩上げされており,しっかり対策されていると思いました。/・役場の人から町づくりのお話を聞き,命を守るための町づくりに取り組む姿勢に感動しました。/・私は大学で,福祉やユニバーサルデザインについて学ぶので,今回の見学で教えていただいたことをコンペのアイデアに盛り込みたいと思います。/・建築がもたらす影響の偉大さを知ることができました。/・デザインビルド方式を採用しており,そのメリットとデメリットを学ぶことができました。/・お昼ご飯は,まぐろ丼を食べました。とってもとっても美味しくて,ほっぺが落ちました。/・今回訪れた場所は,どこも素晴らしいところだったので,個人的にまた行きたいと思います。

1学年 保健講話を開催しました

 12月8日(水),1年生を対象に保健講話を実施しました。講師に仙台赤門短期大学看護学科の佐藤喜根子先生をお迎えし,「こころとからだをバランスよく整えよう~ストレスとの上手な付き合い方を考える~」についてご講演をいただきました。

 講話では,人は一人で生まれ育つことはできない存在で,一人一人がかけがえのない命であることをお話しいただきました。また,性や自我同一性(自分らしさ),自己肯定意識の大切さについて丁寧にお話しいただきました。コロナウイルス感染症拡大の影響で,生活に制約を受ける中,互いの個性を認め合い思いやることが大切だということ,そして生活のリズムを整えるため,しっかり食事と睡眠をとるようアドバイスをいただきました。

 今回の講話を機に,生活のリズムを見つめ直して,こころとからだを整え,有意義な高校生活を送ってほしいと思います。

 

建築科で,進路講演会を実施しました。

 白建会に御協力いただき,白石市役所 都市創造課に勤務されている 上野 裕美 様(本校45回生)による,建築科の全生徒を対象にした進路講演会を実施しました。

 新型コロナウイルス対策として,オンラインでの講演となりましたが,仕事に対する誇りや心構えなどについて,熱心に教えていただきました。

 また,スライドを提示しながら,進学した職業能力開発大学校でのエピソードや職場で経験した不動産の仕事についても触れていただきました。

 生徒は,講演で教えていただいたことを参考にしながら,それぞれの目標に向かって進路活動に取り組んでいきます。

※白建会・・・白石工業高校建築科の卒業生による親睦組織(建築科の生徒は,卒業時に全員が,白建会に入会します)

パワーポイントを使用しての説明

 

3学年の会場

 

質疑の様子

建築科の1年生を対象に,建築見学を実施しました。

 持続可能な社会を目指して,100年を超える期間十分な強度をもって耐える橋梁として設計された「気仙沼大島大橋」と,気仙沼の“いまと未来”を紹介する震災復興拠点としても機能している「海の市」を見学しました。

 この日のために体調管理にも努め,一人も欠けることなく全員参加での見学実施になりました。現地では,美味しい食事を堪能し,生徒たちも楽しく充実した時間を過ごすことができました。

 建築科では,生徒の皆さんが楽しく学習した内容を深めていけるように,卒業までに数多くの体験型の見学学習を実施しています。見学を通じて識見を深め,卒業後は建設業界の担い手として活躍していくことを期待しています。

 

「気仙沼大島大橋」にて

 

「海の市」氷の水族館にて,防寒着を着用しての鑑賞

 

「シャークミュージアム」で,鮫の大きな口に圧倒される

 

楽しく,一日を過ごすことができました

 

生徒の感想(抜粋):・気仙沼大島大橋を,実際に自分の足で歩きましたが,予想よりも遙かに大きな橋であることが分かりました。/・大きな橋が,どのように組み立てられているのか,これからの授業で学んでいきたいです。/・氷の水族館では,ほかの水族館にはない防寒着を着用しながらの寒さ体験をすることができました。/・2,3年生になったら,どのような見学ができるのか,今からとても待ち遠しいです。

 

 

建築科の2年生が描いた絵画作品が,「東北の建築を描く展」で入選しました。

 建築科の2年生が,東北工業大学 建築学部 建築学科が主催している「第15回 東北の建築を描く展」で,入選しました。

 「いつもの通り道」というタイトルのとおり,本校建築科職員室前の廊下を描いた作品です。雰囲気がよく伝わるように「色使い」をはじめとして「構図」や「タッチ」などが工夫されており,随所に個性的な魅力を感じることができる大変素晴らしい作品に仕上げられています。

 今後も,建築科でサポートしていきますので,意欲的に創作活動に励み続けていくことを期待しています。

作品名「いつもの通り道」

建築科の2年生を対象に,建築見学を実施しました。

 文化施設であると同時に,復興のシンボルとして市の新しいランドマークになることを期待された持続可能な拠点施設として計画された,「マルホンまきあーとテラス」と,記念館やマンガランド構想をコアにして,まちの活性化を図ろうとする市民運動を切っ掛けに建築された「石ノ森萬画館」を見学しました。

 この日のために体調管理にも努め,一人も欠けることなく全員参加での見学実施になりました。

 写真を御覧いただければ分かるように,生徒たちも楽しく充実した時間を過ごすことができました。見学で学んだ「建築デザイン」・「建築計画」・「建築構造」などの知識を,今後の学習活動に活かしてほしいと願っています。

「マルホンまきあーとテラス」にて

 

扉の先には,なにが?

 

「マルホンまきあーとテラス」にて記念撮影

 

「いしのまき元気いちば」にて,海鮮丼を食べました!

 

「石ノ森萬画館」にて記念撮影

 

生徒の感想(抜粋):・まきあーとテラスの,高い天井になっている部屋が開放的でとても感動しました。/・これまでに見学した施設の中で,まきあーとテラスの構造が一番工夫されていて楽しく見学することができました。/・建物を見学することが,こんなに楽しいとは思いもしませんでした。建築について学んできて,もっともっとたくさんの建物を見学したいと思います。/・お昼の海鮮丼は,いつもの食事よりも豪勢で大満足でした。/・萬画館では,たくさんの仮面ライダーを一度に観ることができて,嬉しかったです。/・石ノ森萬画館は,丸い形を基本に計画されていて,人の動線が分かりやすくなっており,展示物の鑑賞に集中できると思いました。/・まきあーとテラスは,建物のデザイン自体も格好良かったのですが,ライトの形や椅子,看板の文字のデザインも楽しいデザインになっていて,わたしもみんなが凄いと思うような建物を設計したいと思いました。/・建築科では見学がたくさんあるのですが,今年の建築見学は,修学旅行の代わりみたいな感じで,とても楽しかったです。/・まきあーとのカフェで食べたシフォンケーキが,とてつもなく美味しかったです。

建築科で,鉋屑(かんなくず)を使用したアート作品の制作講習が実施されました。

 有限会社益田材木店 益田 恵美子 様と,有限会社SAM建築設計事務所 鈴木 恵 様のお二人に御協力いただき,建築科の生徒が楽しい雰囲気の中で,鉋屑(かんなくず)を使用したアート作品の制作に取り組みました。

 講師のお二人に御指導していただいた技術を活かし,建築科のイベントや学校行事にて作品を活用するとともに,廃材・廃棄物の有効利用や再利用に関する興味関心をより一層深めていきます。

※鉋屑アート・・・鉋(かんな)作業によって発生した削り屑を,再利用したアート作品。

 

趣向を凝らした「造花」を制作している様子

 

鉋屑(かんなくず)の特性と制作方法について学ぶ

 

造花を散りばめた「リーフ」の制作

 

 

建築科の生徒3名が,高校生ものづくりコンテスト宮城県大会(木材加工部門)に出場しました。

 建築科の1年生(1名)と2年生(2名)が,大崎高等技術専門校で実施された宮城県大会に出場しました。今年度は,本校の3名を含め合計10名で競技が実施されました。

 念ながら上位大会への出場権を得ることはできませんでしたが,大会に向けて,放課後や休日を活用しながら講師の方や顧問の先生から指導を受け,地道に努力を積み重ねてきました。

 そうした努力によって,高い技術力を身に付けていますので,これから実施される技能検定での合格を確信しています。

 皆様のこれまでの温かい御支援に感謝申し上げます。

 

競技会の様子①

 

競技会の様子②

 

競技会の様子③

 

競技会場での記念撮影

 

学校説明会を実施しました。

10月16日(土)及び11月20日(土)に学校説明会を行いました。中学生11名,保護者4名に参加いただき,本校の施設,設備等を見学いただきました。施設見学では,見学を希望する学科に分かれ,それぞれの学科の学びや学校生活について説明をうけました。その中で,自分の興味のある分野について,積極的に知ろうとする中学生のみなさんの姿が印象的でした。皆さんと学ぶことができる日を,心から楽しみにしています。

建築科の3年生が,みやぎ建築未来賞の発表会に参加しました。

 建築科の「課題研究(コンペ班)」に所属している3学年の生徒6名が,仙台市のパレスへいあんで実施された,「第27回みやぎ建築未来賞2021」での作品発表に臨みました。

 今年度は,「SDGs(持続可能な開発目標)と建築」という課題が提示され,この日のために全員がパネル制作と,プレゼンテーションの練習に一生懸命取り組んできました。

 厳正な審査の結果,三輪 風月さんが提案した『安泰家』という作品が,「仙台市教育委員会教育長賞」を受賞しました。また,菊地 星花さんと横山 愛華さんが共同で取り組んだ『笑顔の灯る家~助けあい、笑いあい』という作品が,「日本建築士事務所協会仙台支部長賞」を受賞しました。

※「みやぎ建築未来賞」とは,宮城県建築士事務所協会が主催する,宮城県内の専門学校生と高校生を対象にした建築設計競技のことで,建築を学ぶ生徒たちの目標の一つになっています。

 

発表会場での記念撮影

 

『安泰家』仙台市教育委員会教育長賞

 

『笑顔の灯る家~助けあい、笑いあい』日本建築士事務所協会仙台支部長賞

 

『集まり支え合う住宅』

 

『木と共に未来を生きる家』

 

『見守りあう集合住宅』

設備工業科の生徒が製作した「消毒スタンド」を白石市に寄贈しました。

▲市役所で行われた寄付受納式の様子

 

 設備工業科の3年生が課題研究の授業で,社会貢献をテーマに製作しました。

 試作品を本校の生徒昇降口等に設置し,実際に使用してもらいながら問題点についての改善を行いました。

 11月10日(水)に完成品8台を白石市に寄贈し,市内の中学校及び市役所に設置していただきました。

 設備工業科の課題研究では,これからも社会に役立つものづくりを実践していきます。

1学年 進路ガイダンスを開催しました!

 11月24日(水),1年生を対象に進路ガイダンスを実施しました。講師に仙台総合ビジネス公務員専門学校の藏川様をお迎えし,「進路実現に向けて,いまからすべきこと」についてお話頂きました。

 講話では進路決定まで残された時間や進路選択時の自己分析の大切さ,働くことの厳しさ,企業に求められる人物像などについて,具体的なお話を聞くことができました。また,ワークシートを用いた自己分析では,現在の自分の性格を客観的に見つめることができ,今後の高校生活で何を伸ばしたらよいかを知るよい機会となりました。

 今回のガイダンスをきっかけに改めて将来の自分について考え,自分の未来のために,現在を一生懸命取り組んでほしいと思います。

 

講話の様子 ペアワークの様子

白石市白川保育園へ贈呈する「積み木」を建築部(木製玩具班)が,鋭意製作中です!

 建築部(木製玩具班)が,地域の白川保育園へ贈呈する「積み木」を日々,真心を込めて製作しています。一生懸命に製作していますので,園児の皆さんに,喜んでいただけることを願っています。

 建築部には,建築科だけではなく本校に在学する生徒であれば自由に入部することができます。顧問の先生だけでなく,建築科の先生方が全面的に支援していきますので,本校への入学を検討している中学生の皆さんは,入学後の選択肢の一つとして視野に入れておくと良いでしょう。

「積み木」の材料を割く作業

 

穴をあける作業

 

材料を所定の厚さに削る作業

 

「積み木」の切り抜き作業

 

丁寧な手作業で「角」を丸く仕上げます

 

完成した「積み木」

令和3年度 福岡中学校区 志教育

「紙すきによる封筒づくり」

□実施日  令和3年11月5日(金)

□場 所  宮城県立角田支援学校 白石校

□内 容  角田支援学校白石校,福岡小学校,深谷小学校,福岡中学校,および本校の生徒が協力して紙すきに取り組みました。完成した紙は福岡中学校の2年生が立志式において,保護者への手紙を入れる封筒として活用されます。

□活動の様子

紙すき

 

「部活動交流(ソフトテニス部)」

□実 施 日  令和3年11月14日(日)

□場   所  岩崎公園テニスコート

□内   容  福岡中学校と白石工業高校のソフトテニス部が一緒に活動しました。基本練習,ゲーム練習などを通して,お互いの交流を深めました。

□活動の様子

建築科で,トレース技能検定試験が実施されました。

 トレース技能検定試験が,10月17日(日)に本校で実施されました。受検した生徒の皆さんは,この日に向けて学科試験と実技試験について一生懸命勉強に励んできたので,全員が合格することを期待しています。合格した生徒の皆さんは,その技術を生かして設計競技(コンペティション)やコンクールにも挑戦していくことを願っています。

練習(トレース)の様子①

 

練習(トレース)の様子②

 

ドラフターを使用した検定試験の様子(鉄筋詳細図)

 

※「トレース技能検定試験」は,トレース技能審査基準にもとづいて行われる文部科学省が後援する検定試験です。トレースの学習をすることにより,図面を作図する際に必要な専門知識と技術を習得することができます。

 

交通講話が行われました

全校生徒を対象とした交通講話が行われました。今年度はスーパードライバーズ(スタントマンチーム)が事故を再現したり,クイズ形式で交通ルールを学んだりしました。実際に目の前で起こる事故の再現に,生徒たちは緊張した表情で実演を見ていました。改めて事故の怖さと交通ルールの大切さを学ぶことができました。

令和3年度宮城県ものづくりコンテスト化学分析部門 第2位・第3位入賞!

10月30日(土)に宮城県石巻工業高等学校を会場として、令和3年度宮城県高校生ものづくりコンテスト化学分析部門が開催されました。コンテストの内容は、試料水中の硬度を様々なガラス器具を用いて測定するというものです。選手たちは一つ一つの操作を丁寧に行いつつ、真値に近い結果を導き出そうと取り組んでいました。結果は、出場した工業化学科2年の生徒2名が2位・3位に入賞しました。