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令和6年度 第2回手分析による技術講習会実施

 令和6年9月6日(金)本校工業化学科2年生を対象に「第2回手分析講習」を実施しました。化学分析の中でも容量分析の分野で、水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンの量を調べるキレート滴定実験について、公益財団法人宮城県公害衛生検査センターの測定分析部次長の相澤幸太様、技師の渡辺千代様に技術指導をして頂きました。授業の前半では実験を始める前の心構えや準備、実演指導をして頂き、後半には実験に必要な薬品の調製から、ガラス器具を使っての滴定操作や濃度計算、洗浄の仕方までを丁寧に分かりやすく教えて頂きました。参加した生徒たちは、普段とは違った雰囲気で器具の取り扱いや滴定操作を学び、最後まで真剣に楽しんで取り組んでいました。