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第3回 手分析講習実施

 令和6年1月19日(金)本校工業化学科2年生を対象に「第3回手分析講習」が実施されました。化学分析の中でも“容量分析”として、水に溶けているカルシウムやマグネシウムの量を調べる“キレート滴定”を公益財団法人宮城県公害衛生検査センターの相澤様と四ノ宮様に技術指導をして頂きました。授業の前半は実験を始める前の心構えや準備、実演指導を頂き、後半は実際に必要な濃度の薬品を準備し、滴定操作や濃度の計算、洗浄までを分かりやすく画像を交えて教えて頂きました。参加した生徒達は、普段とは違う操作方法や薬品の取扱いの違いに驚きながらも、最後まで真剣に化学の世界を楽しんでいました。また、授業の最後には、これまで学んできた手分析技術が社会でどのような役割を果たすのかを実際の仕事内容に触れながら教えてくださり、進路活動にも活かせる講義内容でした。

 

↑上皿電子天秤の取扱い方について説明を受けているところ↑

 

必要な濃度の薬品を準備しているところ↑

 

↑水の硬度(CaとMgの量)を調べるため“滴定”を行っているところ↑