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令和6年度第1回 手分析による技術講習会を実施しました。

令和6年5月24日(金)本校工業化学科2年生を対象に「第1回手分析講習」が実施しました。化学分析の中でも“容量分析”として、水に溶けているカルシウムやマグネシウムの量を調べる“キレート滴定”を、公益財団法人宮城県公害衛生検査センターの測定分析部部長である相澤幸太様と、技師三原真以子様に技術指導をして頂きました。授業の前半は実験を始める前の心構えや準備、実演指導をして頂き、後半は実際に必要な濃度の薬品を準備し、滴定操作や濃度計算方法、洗浄方法までを丁寧に分かりやすく教えて頂きました。参加した生徒たちは、普段とは違う雰囲気のもとでの滴定操作や薬品の取り扱いの違いに驚き、講習会を最後まで真剣に取り組んでいました。また、授業の最後には、これまで学んできた手分析技術が社会でどのように生かされ役割があるのかを、実際の仕事内容に触れながら教えて頂き、進路活動にも活かせる講義内容でした。