建築科で、継手・仕口の加工方法に関する講習を実施しました。
(株)シマヌキ建工より、建築大工の菊地 悠哉 様に御協力いただき、木材を用いた継手・仕口の加工方法に関する講習を実施しました。この講習は、授業(建築実習)の一環として実施されており、2年生全員が「鑿(ノミ)・玄翁(ハンマー)・指矩(大工さんが使用する定規)・鋸(ノコギリ)」を使用して、木材加工の基本となる継手と仕口の加工方法について学習します。
慣れない道具を手に取りながら、額に汗を流して一生懸命に木材を加工していきます。丁寧な御指導をいただきながら、未完成になる生徒もなく全員が無事に継手と仕口の加工を終えることができました。
初歩的なことからはじめ、段階的に学習を継続していくことによって、本校の建築科では「ものづくりコンテスト木材加工部門 東北大会」で、優勝した生徒も輩出しています。また、令和2年度は本校初となる「技能検定2級 建築大工職種(大工工事作業)試験」の合格者も誕生しており、令和3年度、令和4年度と連続して合格者を輩出することができました。(3級については、毎年度、多数の合格者がいます。)
「木材加工」に関する建築科の取り組みについては、以下のURLから動画(建築科での学び)を視聴することができます。
https://shiroishi-kougyou.myswan.ed.jp/architecture
講師による墨付けの指導
継手・仕口の加工指導(ノコギリを使用)
継手・仕口の加工を実践(ノコギリを使用)
継手・仕口の加工指導(ノミを使用)
継手・仕口の加工を実践(ノミを使用)