令和5年度
建築科の3年生を対象に、リサイクル施設と最終処分場の見学を実施しました。
循環型社会に貢献できる産業人材育成事業の一環として、「仙南クリーンセンター(最新の設備を備えたゴミ処理施設)」と「仙南地域のゴミ処理最終処分場」を見学しました。
普段の生活で排出されるゴミがどのように処理されているのか、『持続可能な社会を目指す視点』で説明と講義を受け、参加した3年生の意識も大きく変わりました。
建築科では、循環型社会に貢献できる人材の育成を目指して、環境に配慮した建築に数多く触れる機会を設けています。
クリーンセンターの概要説明を真剣に聞いています
回収方法について学びます
様々な装置があることを学びました
巨大な機械に唖然としました
人生で初めて最終処分場を見ました!
建築科の1年生を対象に、国見町方面で建築見学を実施しました。
公共施設、大規模商業施設を見学することにより、施設の特性に対応した建築設計の手法について学習し、あわせて、古建築を間近に感じながら建築史と建物の変遷について知るために、「国見町役場」、「奥山家住宅洋館・主屋」、「旧佐藤家住宅」、「福島県国見町観月台文化センター」を見学しました。
昼食は、「道の駅国見 あつかしの郷」を利用して、名物の「国見バーガー」などを堪能しました。
1年生にとっては、初めての見学行事ですが、楽しく建築について学びながら、充実した建築見学になりました。
バス移動の時間も楽しんでいます!
議場に関する説明
将来は議員さんに?
議場にて集合写真
おしゃれな空間も随所にあります
茶室のつくりについて学びます
文化センターにて集合写真
設備工業科1年の施設見学実施
9月4日(月)に設備工業科1年生の施設見学を実施しました。
昨年度に引き続き、今回も(一社)宮城県空調衛生工事業協会様、(一社)仙台設備工事業協会様にご協力いただいての実施となりました。見学場所は、宮城県総合運動公園、および夢メッセみやぎです。
宮城県総合運動公園では、各施設の概要と一昨年の地震被害に対する改修状況、およびそれらの建築設備について説明を受けました。特にプール棟では、大規模施設における空調・給排水設備を見ることが出来ました。また、夢メッセみやぎでは、展示会場ならではの消火設備について見学することが出来ました。
最後の質疑応答では、生徒より「この仕事のやりがい」について質問 がありました。(一社)仙台設備工事業協会の藤岡理事長より「目に見えないところで人々の生活を支え、利用した人達に喜んでもらえること」との回答をいただき、この業界における仕事の意義を学ぶことが出来ました。
今後も、地域の皆様のお力を借りながら、社会で活躍できる人材を育んでいきたいと思います。
建築科の2年生を対象に、工場見学を実施しました。
「自然と共に暮らす住まい」、「再生可能エネルギーによる暮らし」、「生産や廃棄における環境負荷の軽減」を、目標にして企業経営に取り組んでいる積水ハウス株式会社の『東北住まいの夢工場』を見学しました。
工場では、「構造ゾーン」、「グリーンファーストゾーン」、「シャーメゾンゾーン」などで体験と見学をさせていただきました。
建築科では、生徒の皆さんが楽しく学習した内容を深めていけるように、卒業までに数多くの体験型の見学を実施しています。見学を通じて識見を深め、卒業後は建設業界の担い手として活躍していくことを期待しています。
皆さん真剣に説明を聞いています
インテリアについて学ぶ
住宅について学ぶ
高級住宅展示場でのひととき
夢工場を背景に!
建築科で、競技設計特別講習を実施しました。
一般社団法人 宮城県建築士会の、白石刈田支部 支部長 松永 公雄 様に御協力いただき課題研究(コンペ班6名)の授業で、競技設計に関する特別講習を実施しました。
建築設計事務所で培われてきた建築計画・建築設計・デザイン構想のプロセスに関する一連のノウハウを惜しみなく開示していただき、初歩的なことから丁寧に指導をしていただきました。
本校の建築科では、基礎製図から競技設計への挑戦と段階的に、建築設計の力を身に付けていきます。1学年では「木造平屋建て住宅とエクステリアの計画・設計」、2学年では「木造2階建て住宅とCAD設計の基本」、3学年では「鉄骨造、鉄筋コンクリート造の図面をCADで作図し、さらに課題研究でコンペ班に所属すると本格的な競技設計」に挑みます。各学年において、外部講師の皆様にも御協力いただきながら設計力やザデイン力の向上に努めています。
本校の建築科では、ここ数年、生徒の皆さんの活躍が著しく「最優秀賞」「大賞」「金賞」など、多くの競技設計やコンクールで受賞の実績をあげています。
全員が、初心者からスタートしています。建築になんとなく興味のある中学生の皆さんは、是非!本校の建築科で「夢」の実現に向けて学んでいただければと思います。
競技設計「建築甲子園」についてのレクチャー
グループワークで課題の本質を読み解いていきます
建築科の3年生(課題研究・修繕班)が、ソフトテニス部で使用している審判台の座板を制作しました。
建築科の3年生が、ソフトテニス部顧問の先生より「審判台の座板」について制作を依頼され、課題研究(修繕班5名)の授業で制作させていただきました。
座板自体の計算上の耐荷重強度は、300kg超になっています!ソフトテニス部の皆さんが安心・安全に部活動に取り組み、活躍されることを期待しています!
建築科の課題研究では、ものづくりを通して校内を含め、地域でも幅広く貢献できるような活動を実践しています。ホームページを御覧いただき、なにか御相談がありましたら、遠慮なく本校建築科まで連絡してください。
塗装は、3回重ね塗りします
ジャストサイズの仕上がりです!
計算上の耐荷重強度は、300kg超です!
建築科の3年生(課題研究・木製玩具班)が、地域の保育園で使用している木製玩具を修復しました。
建築科の3年生が、今年度、木製玩具を寄贈する保育園より「天板の壊れたキッチンセット」について修復を依頼されました。
課題研究(木製玩具班5名)の授業を通して、皆で知恵を出し合いながら修復を行い、無事にキッチンセットを「白石はるかぜ保育園」にお届けすることができました。
建築科では、地域の皆様に喜んでいただけるような活動を、引き続き実践していきます。ホームページを御覧いただき、なにか御相談がありましたら、遠慮なく本校建築科まで連絡してください。
修復作業の様子①
修復作業の様子②
修復作業の様子③
修復完了!
建築科で、組子の制作に関する講習を実施しました。
小野建具店の、小野 富雄 様に御協力いただき、伝統工芸である組子の制作に関する講習を、小野 様の作業場をお借りして実施しました。
職人ならではの技術や技法について、小野様と一緒に作業を進めながら学んでいきます。組子は、手間をかければかけるほど美しい作品に仕上がりますので、生徒も熱心に取り組んでいます。
完成した作品は、ホームページにて年度末に紹介させていただきます。素晴らしい作品を紹介できるように、一生懸命に取り組みます!
組子の組み方について学ぶ
部材の墨付けについて学ぶ
スライドソーを使用した部材加工①
スライドソーを使用した部材加工②
きわ鉋(カンナ)による切削加工
講師・小野 様の作品
昨年度の作品
第76回宮城県県民体育大会水泳競技大会
2023/07/29 第76回宮城県県民体育大会水泳競技大会
50m自由形 30位 根元拓巳 35位 山﨑健音
50m平泳ぎ 3位 太田星成 6位 根元拓巳
100m自由形 第12位 山﨑健音 / 100m平泳ぎ 第10位 太田星成
建築科で、SDGsマルシェ2023に出展しました。
建築科では、『循環型社会に貢献できる産業人材育成事業』に取り組んでいます。活動の一つとして「サンモール一番町アーケード」で、実施されている『SDGsマルシェ』への出展があり、今年度も無事に出展することができました。
展示内容は、廃棄木材を再利用した「卓上カレンダーの制作体験」、「キーホルダー「愛称トッキー」の制作体験」、「制作した家具や玩具等の展示」、「SDGsをコンセプトに参加した、設計競技のパネル展示」などです。生徒たちも「いきいき」と活動しており、訪れた人たちも皆、笑顔です。商店街の開店時間と同時に慌ただしくなり、あっという間に1日が過ぎていきました。
『循環型社会に貢献できる産業人材育成事業』の活動を通じて、生徒たちの環境に対する意識にも変化がみられ、このような活動を次代に繋いでいくことがとても大切であると実感しています。
※SDGsマルシェ・・・SDGs(持続可能な開発目標)とは、持続可能な世界を実現するための17のゴール(目標)、169のターゲットから構成された地球環境を保全するための取り組みのことです。マルシェでは、不特定多数の人が行きかう会場(サンモール一番町アーケード)で、高校や企業、行政のほか、様々な団体の取り組みを紹介しています。
木製カレンダー&キーホルダーの制作体験①
木製カレンダー&キーホルダーの制作体験②
木製カレンダー&キーホルダーの制作体験③
木製カレンダー&キーホルダーの制作体験④
木製カレンダー&キーホルダーの制作体験⑤
木馬で、遊ぶ様子①
木馬で、遊ぶ様子②
白石工業高校 建築科ブース