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令和5年度

建築科で、技能検定建築大工職種(大工工事作業)実技試験を実施しました。

 技能検定建築大工職種(大工工事作業)実技試験が、2月11日(日)建国記念の日に建築科施工実習室で実施され、2級3名、3級7名、合計10名が受検しました。受検した生徒の皆さんは、休日や放課後の時間を活用しながら熟練技能者の指導を受け、木材加工技術の向上に励んできました。積み重ねてきた努力の成果が実り、全員が合格することを願っています。

 

※技能検定とは…「職業能力開発促進法」の規定に従って実施される検定試験です。社会からの評価も高く、自身がどの程度の技能を有しているのかを、所有する職種の「級(特級から3級)」によって容易に判断することができます。本校の建築科では、一級技能士に協力を要請し、直接実技指導をお願いしています。

 

墨付け作業

 

鉋(かんな)による表面の切削

 

鋸(のこぎり)による切断

 

検定の様子

建築科で、万能試験機のメンテナンスを実施しました。

 建築科では、材料試験を含めた、すべての実習を安全最優先で行うことを職員全員が念頭に置きながら活動しています。

 毎年、年度末には「コンクリートの圧縮試験」・「鉄筋の引張試験」・「木材の接合部強度試験」・「モルタルの強度試験」で使用している『万能試験機』のメンテナンスを、専門業者に依頼のうえ実施しています。

メンテナンスは、試験機の作動状況や精度を確認しながら実施され、特に、安全に稼働できているかどうかを入念に確認していきます。

日常と定期の安全点検を確実に実施していくことが、生徒の皆さんの『安心・安全』に繋がりますので、一切妥協することなく徹底的に整備します。

 

万能試験機の定期メンテナンス状況①

 

万能試験機の定期メンテナンス状況②

 

万能試験機の定期メンテナンス状況③

建築科で、木工機械の刃研磨と鑿(ノミ)研ぎ直しを実施しました。

 建築科では、木材加工を『安全最優先』で行うことを職員全員が念頭に置きながら活動しています。木工機械の刃研磨と鑿(ノミ)研ぎ直しを、専門業者(一流の職人)に依頼のうえ実施しました。

 今年度は、木工機械の刃研磨として、外径190mmから外径380mmまでの計8枚を研磨し、鑿(ノミ)研ぎ直しとして、計99本をメンテナンスしました。

 建築科で、使用している木工機械は、15型卓上丸ノコ、190mmスライド丸ノコ、手押しかんな盤、自動送りかんな盤、超仕上げかんな盤、丸ノコ盤、横切り盤、パネルソーと多彩ですが、安全に授業を実施していくためには一切妥協できないところです。

 日常と定期の安全点検を確実に実施していくことが、生徒の皆さんの『安心・安全』に繋がりますので、一切妥協することなく徹底した安全管理に努めています。

 

鑿(ノミ)Before①

 

鑿(ノミ)Before②

 

チップソーBefore③

 

鑿(ノミ)After

 
 

鑿(ノミ)After

 

研磨が完了したチップソーは、美しく輝いています!

 

建築科で、「建築業界・資格取得研究セミナー」を実施しました。

 株式会社総合資格 仙台支店の、出野 千晃 様に御協力いただき、建築科の2学年を対象にした「建築業界・資格取得研究セミナー」を実施しました。

 建築業界が、どのような業種や職種によって構成されているのかを学び、具体的な仕事内容や役割を教えていただきました。また、建築業界で必要とされている資格について、取得までの道のりや受験するための要件、学習の方法、建築業界での位置づけについても詳細に説明していただきました。

 4月には、3学年に進級して本格的に進路活動を進めていくことになりますが、このセミナーを参考にしながら検定や資格取得にも意欲的に挑戦し、希望する進路目標が達成されることを期待しています。

講師によるレクチャー

 

セミナーの様子

 

生徒の皆さんは、真剣にメモをとっています①

 

生徒の皆さんは、真剣にメモをとっています②

 

代表生徒からお礼の言葉

建築科から、初の認定者誕生から3年連続で「ジュニアマイスターゴールド」の認定者が誕生しました。

 令和3年度に本校の建築科では初となる「ジュニアマイスターゴールド」の認定者を輩出してから、3年連続で「ジュニアマイスターゴールド」の認定者が誕生しました。

 認定された2人は、建築科オリジナルの資格取得確認シートを頼りにして、入学後からコツコツと資格取得に励んできました。その結果、累積点数として「45点以上」を積み上げ、校内でもトップクラスの点数を獲得することができました。なお、「シルバー」については、複数名が認定を受けています。

 建築科は、生徒たちと共に絶えず進化しています。後輩たちも先輩たちに「追いつき、追い越せ」の気持ちで取り組み、自身の「夢」実現に向けて、前向きに歩んでいくことを期待しています。

 

※ジュニアマイスター顕彰制度・・・「公益社団法人 全国工業高等学校長協会」によって運用されている制度で、社会が求める専門的な資格・知識を持つ生徒の輩出を目的とし、社会及び大学や企業に向けた工業高校の評価向上を目指して設立されたものです。この制度では、現在200以上の職業資格・検定と約80のコンテストが点数化されており、その中から生徒が在学中に取得して得た点数の合計によって、20点以上を『ジュニアマイスターブロンズ』、30点以上を『ジュニアマイスターシルバー』、さらに45点以上の特に優れた生徒には『ジュニアマイスターゴールド』の称号が与えられます。

 

今年度は、「ジュニアマイスターゴールド」認定者が2名誕生!

建築科から地域の保育園(白石はるかぜ保育園)へ、木製玩具を贈呈しました。

 建築科3年生が、ものづくりの基本理念である「社会に貢献できるものづくり活動」という姿勢を培うため、課題研究の授業で製作した「木製玩具」を、白石はるかぜ保育園に贈呈しました。

 木製玩具の使用方法を実演するなどして、園児の皆さんや保育士の先生方にも喜んでいただけました。

 参加した生徒も満面の笑みで、贈呈式を終えることができました。

 建築科では、地域の皆様に喜んでいただけるような活動を、引き続き実践していきます。

 

園児の皆さんとのふれ合い

 

本校の生徒による玩具の実演

 

「滑り台」は、大人気!

 

お兄さんに抱っこされて、笑顔いっぱいです!

 

「釣り人玩具」も大人気!

建築科で、建設業経理事務士(4級)特別研修を実施しました。

 一般財団法人 宮城県建設業協会の御協力をいただきながら、建設業経理事務士(4級)特別研修を実施しました。

 研修は、冬休みの2日間を活用して実施され、本校の講義室で建築科の1年生を中心とした生徒が、意欲的に真摯な姿勢で研修に臨みました。

 本校の建築科では、4級を取得した生徒を対象に夏休みを利用して、3級の研修会も実施しています。合格率も9割を超えており、大変人気の高い講習会になっています。

 

※「建設業経理事務士特別研修」は、講習と検定試験とを組み合わせて実施するもので、研修最終日に行われる検定試験に合格すると、4級または3級建設業経理事務士の資格が取得できます。(3級は、3日間の研修)

 

研修の様子①

 

研修の様子②

 

研修の様子③

建築科で、建築CAD検定試験を実施しました。

 建築科の資格取得において、生徒の目標にもなっている建築CAD検定試験が実施され、3級に9名が受検しました。受検した生徒の皆さんは、この日に向けて放課後の時間を活用しながら作図技術の向上に励んできました。

建築CADを扱えることで、綺麗な図面だけではなく様々な図表も作図できるようになりますので、今後、生徒の皆さんがそのスキルを生かして活躍していくことを期待しています。

 

※「建築CAD検定試験」は、建築用の図面を「CAD」を使用して作図する技量を認定するもので、1993年に誕生した日本初の建築CAD資格です。

 

検定試験の様子①

 

検定試験の様子②

 

検定試験の様子③

建築科で、エクステリア設計特別授業を実施しました。

 竪川環境設計 竪川雅城 様と、株式会社ユニマットリック 佐々木寛子 様のお二人に御協力いただき、建築科の1年生が6つのグループに分かれて、エクステリアの計画と設計に関する基礎について学習しました。

 講師のお二人に御指導していただいた知識を活かして、今年度も「希望の芽 高校生ガーデン・エクステリアデザインコンテスト」に応募する予定です。

 本校の建築科では、過年度に「最優秀賞」も受賞していますので、今年度も1年生がどのような作品を創り出していくのか、とても楽しみにしています。

 

※エクステリア計画・・・敷地内の『外部空間全体』を、建物の内部空間と結びつけながら総合的に計画すること。外構計画にも力を入れた空間デザインになります。

 

 

エクステリア空間について

 

講師 堅川 雅城 様によるレクチャー

 

講師 佐々木 寛子 様によるレクチャー

 

グループ発表で、コンセプトについて説明

 

講師のお二人に向けて、お礼の言葉

 

講師のお二人に向けて、お礼の言葉

 

コンクールに応募した先輩の作品(最優秀賞)

建築科で、課題研究発表会を実施しました。

 今年度は、コンペ班、スチレンボード模型班、軸組模型班、木製玩具班、白工祭制作班、修繕班、組子班の7班に分かれて学習活動に励み、活動の集大成として発表会を実施しました。3年生全員が、この日のために入念に準備を行い、堂々とした姿で自信をもって発表しました。

 観覧した1年生と2年生も3年生の素晴らしい発表の様子に感動し、次年度に向けて気を引き締めている様子が伝わりました。また、コンペ班で御指導いただいた「宮城県建築士会 松永 公雄 様」、組子班で御指導いただいた「小野建具店 小野 富雄 様」、木製玩具班で御指導いただいた「株式会社シマヌキ建工 坂元 啓太 様」にも御参観いただき、次年度に活動する2年生に向けて助言をいただきました。

 3年生の皆さん、感動的で素晴らしい発表会でした。自身の夢の実現に向けて、胸を張って本校を立派に巣立ってください。3年間ありがとうございました。

 

※課題研究…3年間の学習活動で学んだ知識や技術を活かして、ものづくりや設計競技への参加等を通じて、実践的で体験的な学習活動を行う授業のこと。

 

自信をもって発表する3年生①

 

自信をもって発表する3年生②

 

自信をもって発表する3年生③

 

自信をもって発表する3年生④

 

自信をもって発表する3年生⑤

 

会場の様子

 

後輩から先輩への質問①

 

後輩から先輩への質問②

 

後輩の質問に応じる3年生①

 

後輩の質問に応じる3年生②

 

講師による講評

建築科で、白建会入会式を実施しました。

 白建会会長の、益田俊道 様(23回生)にお越しいただき、白建会入会式を実施しました。会長から3年生に向けて、白建会への入会を歓迎するお言葉をいただき、代表生徒(60回生幹事)による決意表明をおこないました。

 建築科の生徒は、本校を卒業後に会員として白建会を支えていくことになります。令和5年度卒業生(60回生)の今後ますますの活躍を期待しています。

 

※白建会・・・白石工業高校建築科の卒業生による親睦組織のこと。(建築科の生徒は、卒業時に全員が入会します。)

 インターンシップ(就業体験)、進路講話、授業支援(講師派遣)など様々な場面で白建会のお力をお借りしています。

 

益田会長から、卒業生(60回生)に向けて

 

代表生徒(60回生幹事)による決意表明①

 

代表生徒(60回生幹事)による決意表明②

建築科と設備工業科で、パソコン利用技術検定試験(3級)を実施しました。

 建築科と設備工業科の1年生を対象に、パソコン利用技術検定試験(3級)を実施しました。受検した生徒の皆さんは、この日に向けて学科試験と実技試験について一生懸命勉強に励んできましたので、全員が合格することを期待しています。合格した生徒の皆さんは、2級や1級の検定試験にも挑戦していくことを願っています。

 

※「パソコン利用技術検定試験」は、公益社団法人 全国工業高等学校長協会が主催する検定試験で、パソコンの基本的な使用方法が身についているのかを確認します。1級は、データベース、2級は、表計算、3級は、ワープロの基本的な知識や技能を検定試験によって判定します。

 

パソコンを使用した検定試験の様子(建築科情報CAD室)

 

出題内容に基づいて文書や図を作成します

 

制限時間があるので、生徒の皆さんは真剣です!

 

筆記試験の様子(建築科1年教室)

建築科の2年生を対象に、建築見学を実施しました。

 外構・ランドスケープとの調和を図りながら、将来のまちの姿に寄り添う持続可能な拠点施設として計画された「女川町役場庁舎」と、全国初の認定事例となる「まちなか再生計画」に基づいて計画された、切妻屋根の重なりが美しい「シーパルピア女川」を見学しました。また、落ちそうで落ちない巨石がある「釣石神社」にも訪れ、参拝してきました。

 シーパルピア女川では、海鮮丼をはじめとした美味しい食事を堪能し、生徒たちも楽しく充実した時間を過ごすことができました。このような見学を通じて識見を深め、卒業後は建設業界の担い手として活躍していくことを期待しています。

「女川交流館」にて施設の説明を受けました

 

女川職員の皆様に案内していただきました

 

未来の議員さん?

 

「女川町役場庁舎」の議場にて

 

記者会見の気分を満喫

 

ランチタイムは「海鮮丼」です!

 

「釣石神社」にて集合写真

 

おみくじの内容は?

建築科の3年生が、設計競技「建築甲子園」で奨励賞を受賞しました。

 建築科の「課題研究(コンペ班)」に所属している3学年の生徒5名が、『第14回 高校生の「建築甲子園」“地域のくらしーまちに住む・地域に開く住まい”』に挑戦し、作品発表に臨みました。

 その結果、5人が共同で取り組んだ「Second Style ~地域に開く住まいの提案~」が県予選を通過し、全国大会(審査)で「奨励賞」を受賞しました!

 おめでとうございます!

 

※「建築甲子園」とは、公益社団法人 日本建築士会連合会が主催する、建築教育課程がある全国の高校生を対象にした「建築設計競技」のことで、建築を学ぶ高校生たちの目標の一つになっています。

 

受賞式後の記念撮影

 

Second Style ~地域に開く住まいの提案~①

 

Second Style ~地域に開く住まいの提案~②

建築科と設備工業科で、みやぎ建設産業架け橋サロンを実施しました。

 宮城県土木部事業管理課(建設業振興・指導班)と連携し、株式会社 松浦組、株式会社 阿部塗装工業、クレア工業 株式会社、株式会社 菅野左官店、株式会社 大江設計、株式会社 いづみ衛生施設工業、株式会社 ホシナといった事業所様に御協力いただき、みやぎ建設産業架け橋サロンを実施しました。

 サロン当日は、建設新聞社と日刊建設工業新聞社の取材があり、紙面にてサロンの様子が紹介される予定です。

 建築科と設備工業科の1年生は、今回のサロンを今後の進路選択の一助としながら学習活動に取り組んでいきます。

 

※みやぎ建設産業架け橋サロン・・・地元建設企業の技術者や技能者が、建設産業の将来的な担い手として期待される高校生と交流し、建設産業の魅力ややりがい、労働環境等を直接伝える取り組み。

 

建築科で実施されたサロンの様子①

 

建築科で実施されたサロンの様子②

 

建築科で実施されたサロンの様子③

 

建築科で実施されたサロンの様子④

 

設備工業科で実施されたサロンの様子①

 

設備工業科で実施されたサロンの様子②

 

設備工業科で実施されたサロンの様子③

建築科の1年生を対象に、建築見学を実施しました。

 「仙台うみの杜水族館」を見学することにより、施設の特性に対応した建築設計の手法や動線計画について学習しました。動線計画・設備計画・サイン計画等について、実際の建物を普段とは違った側面から見学することによって多面的に学ぶことができました。

 また、「利府ハウジングギャラリー」の見学を通じて住宅の実際に触れました。次年度は、建築設計製図で住宅の自由設計に取り組みますが、生徒の皆さんは、様々な住宅を見学したことにより、想像力を大きく膨らませることができたようです。

 ランチタイムは、「三井アウトレットパーク仙台港」にて美味しい食事を満喫し、記憶に残る楽しい建築見学になりました。

 

「仙台うみの杜水族館」にて

 

バックヤードでの説明①

 

バックヤードでの説明②

 

屋上から水族館の仕組みを学ぶ

 

思い出の1枚①

 

思い出の1枚②

 

「利府ハウジングギャラリー」にて

ケアブレンドカフェin白石工業高校

 1月28日(日)に本校を会場に「ケアブレンドカフェ」が開催されました。「ケアブレンドカフェ」は地域の方の居場所づくりを目的に交流する機会としてNPO法人ケアブレンドが主催するイベントです。生徒会執行部がボランティアスタッフとして参加し、イベントのお手伝いをさせていただきました。当日は近隣に住む多くの小学生が来場し、イベントは大盛り上がりとなりました。

(生徒会執行部)

 

みやぎ高校生フォーラム

1月28日(日)に宮城県庁で行われた「みやぎ高校生フォーラム」に参加してきました!

「私たちの志と地域貢献」をテーマとして、本校の志教育の取組や、取組を通しての思いや志を紹介してきました。他校との交流から学んだことを活かして、さらに過ごしやすい学校を目指します!

(生徒会執行部)

 

建築科の2年生が、「15年後のマイホーム」というテーマで校内発表会を実施しました。

 建築科の2年生は、木造住宅設計実践指導として(株)シマヌキ建工 代表取締役社長 島貫 勇雄 様に御指導いただきながら『15年後のマイホーム』というテーマのもと、建築設計製図の授業で図面の作図に取り組んできました。

 自分が理想とする間取りを考え、必要図面をまとめ、1人ずつプレゼンテーション形式で発表していきます。

 発表会は、島貫 勇雄 様をはじめ、経済商工観光部 産業人材対策課 コーディネーター 北村 公一 様にも参観していただきました。

 発表後には、講評と助言をいただき、今後の建築設計製図の励みにしていきます。2年生は、3年生に進級すると課題研究に取り組みますが、ここでもプレゼンテーションを実施します。建築科では、1学年から段階的にプレゼンテーションの方法や技術を学び、卒業までにプレゼンテーション力を着実に向上させていきます。

 

一人ずつプレゼンテーションに臨みます①

 

一人ずつプレゼンテーションに臨みます②

 

島貫様による助言

 

皆さん、真剣に傾聴しています

 

級友の発表についても分析します

建築科で、進路活動体験報告会を実施しました。

 建築科3年生から1年生と2年生に向けて、進路活動の体験報告会を実施しました。1年生と2年生は、3年生の体験報告を参考にしながら進路について検討を進めていくことになります。

 後輩から、たくさんの質問が投げかけられ、3年生も嬉しかったようです。1年生と2年生は、3年生から送られた言葉を大切にして、進路目標の達成に向けて取り組んでください。明確な目標を持つことが、とても大切になります。

 

後輩へのアドバイス(就職)

 

後輩へのアドバイス(進学)

 

先輩の話を真剣に聞く、後輩の皆さん

 

先輩への質問

 

メモ帳は、先輩の言葉で埋め尽くされています!

 

先輩へのお礼の言葉(1年生)

 

先輩へのお礼の言葉(2年生)

建築科の2年生が、「生徒活動成果発表会」で優秀賞を受賞しました。

 宮城県高等学校文化連盟が主催した、「第32回 宮城県高等学校生徒活動成果発表会」において建築部に所属している建築科の2年生が見事!優秀賞(第2位)を受賞しました。

 建築科では、「循環型社会に貢献できる産業人材育成事業」で、「解体木造建築物の木材(廃材)再利用促進の基礎的研究」を行っています。本事業を活用して様々なことに取り組んでいますが、そのうちの一つとして「廃材を使用した木製おもちゃの製作」があります。

 「廃材を使用した木製おもちゃの製作」は、建築科3年生の課題研究(木製玩具班)と建築部に所属している2年生の生徒が取り組んでいますが、今回は後者の取り組みを「加藤 奈津美さん、田中 麗愛さん、武田 仁希さん、小山 晴天さん」の4名が、会場校の宮城県工業高等学校で発表しました。

 自信をもって堂々とプレゼンテーションに臨み、優秀賞(第2位)の受賞に繋げることができました。おめでとうございます!

 

見事!優秀賞(第2位)を受賞

 

テーマ「廃材を使用した木製おもちゃの製作」

 

プレゼンテーションの様子①

 

プレゼンテーションの様子②

建築科で、木製玩具製作講習を実施しました。

 (株)シマヌキ建工の建築大工である、坂元 啓太 様に御協力いただき、木製玩具製作講習を実施しました。講師の指導を受けながら木製玩具を製作し、完成した木製玩具は、地域の保育園や幼稚園に寄贈されます。今年度は、白石はるかぜ保育園に寄贈させていただきます。

 寄贈した玩具で、園児の皆さんが楽しく遊んでいる姿を想像しながら意欲的に製作活動に励んでいます。

 

橫切り盤の使用方法について学ぶ

 

仕口の納め方について学ぶ

 

鉋(かんな)による面取りの方法について学ぶ

 

建築科の生徒が主体になって、ラグビー部のスクラムマシーンを修理しました。

 建築科の生徒として向坂 璃恩くん、髙橋 僚佑くん、小山 陽天くん、加藤 奈津美さん、田中 麗愛さんの5名。そして、ラグビー部より、佐々木 然くんを含めた合計6名が、建築科教員の指導を受けながら協力して見事!スクラムマシーンを「修理・再生」しました。

 スクラムマシーンは、20年以上も前に購入した器具で、10年前にも建築科で修理を施しましたが、長年の使用と屋外保管のために木部の腐食が激しく、製造メーカーが倒産したため修理不可能となっていました。ラグビー部の顧問より修理の依頼を受け、建築科の有志が集い放課後に作業を進めました。

 質の良い木材(松材)で製作された貴重なマシーンのため、使用できる部材は腐食部分を削り落として塗装を施し、できるだけ再使用しながら再生させました。

 

修理作業の様子①

 

修理作業の様子②

 

修理作業の様子③

 

修理作業の様子④

 

強度に問題なし!

 

見事に復活しました!

 

 
 

 

第3回 手分析講習実施

 令和6年1月19日(金)本校工業化学科2年生を対象に「第3回手分析講習」が実施されました。化学分析の中でも“容量分析”として、水に溶けているカルシウムやマグネシウムの量を調べる“キレート滴定”を公益財団法人宮城県公害衛生検査センターの相澤様と四ノ宮様に技術指導をして頂きました。授業の前半は実験を始める前の心構えや準備、実演指導を頂き、後半は実際に必要な濃度の薬品を準備し、滴定操作や濃度の計算、洗浄までを分かりやすく画像を交えて教えて頂きました。参加した生徒達は、普段とは違う操作方法や薬品の取扱いの違いに驚きながらも、最後まで真剣に化学の世界を楽しんでいました。また、授業の最後には、これまで学んできた手分析技術が社会でどのような役割を果たすのかを実際の仕事内容に触れながら教えてくださり、進路活動にも活かせる講義内容でした。

 

↑上皿電子天秤の取扱い方について説明を受けているところ↑

 

必要な濃度の薬品を準備しているところ↑

 

↑水の硬度(CaとMgの量)を調べるため“滴定”を行っているところ↑

寄贈品「ワイヤレスマイク付き拡声器スピーカー」寄贈式が行われました

 この度、有限会社マルカコーポレーション(蔵王町)より、七十七銀行「77SDGs私募債(寄付型/社会貢献コース)」を活用し「ワイヤレスマイク付き拡声器スピーカー」を本校に寄贈していただき、12月8日(金)に寄贈式が行われました。

  寄贈式は本校会議室にて行われ、有限会社マルカコーポレーションより代表取締役鹿島様(平成7年本校機械科卒業31回生)、七十七銀行蔵王支店より松井支店長、中野副長、本校より、佐々木校長、水沼事務室長、佐藤教頭、浅野主幹教諭が出席しました。

  代表取締役鹿島様からは「母校の教育、運営にご協力できればと考え寄贈を決めました。」佐々木校長からは「ワイヤレスマイク付き拡声器スピーカーを寄贈していただきありがとうございます。本校での教育活動において活用させていただきます。」との言葉が述べられました。

 

 

寄贈品

サンワサプライ ワイヤレスマイク付き拡声器スピーカー

建築科の1年生が制作した、オリジナルの鬼瓦が完成しました。

 「宮城県瓦工事業組合 理事長 米山 弘明 様」と、組合の皆様に御協力いただきながら制作した、オリジナルの鬼瓦が完成しました。

 住宅でも使用されている鬼瓦と同じ窯(カマ)で焼成した鬼瓦は、味わい深く仕上がっており、生徒の皆さんも大変喜んでいました。

 各々が創意工夫しながら制作した作品には、個性的な鬼瓦も多数あり、記憶に残る世界に一つだけの素晴らしい鬼瓦を制作することができました。

 オリジナルの鬼瓦は、文化祭でも展示のうえ披露させていただきました。

 

文化祭でも展示のうえ披露しました

 

個性豊かな鬼瓦①

 

個性豊かな鬼瓦②

 

記憶に残る鬼瓦になりました!

白石市制施行70周年記念ロゴマーク最優秀賞 受賞

白石市制施行70周年記念ロゴマーク

最優秀賞 受賞

建築科3年 別部 千尋 さん

 白石市が令和6年4月1日に白石市制施行70周年を迎え、記念となるロゴマークの募集に、本校建築科3年の別部千尋さんが応募した作品が最優秀賞を受賞いたしました。

~デザインへの思い~

「70」の「0」の部分を白石市章である釣鐘とし、「70」をそれぞれこけしの模様のようにしました。「70」の後方には市民にとってとても近い存在である「白石城」をデザインし、アニバーサリーの文字の一部を「弥次郎こけし」にしました。 

建築科の3年生を対象に、建築見学を実施しました。

 中庭の自然換気シミュレーションをはじめとして、海水温の効率的活用など環境特性に配慮した設計が随所に見受けられる「加茂水族館」を見学しました。

 「加茂水族館」では、回遊プランとして計画的に配置された水槽で飼育されている、60種類以上のクラゲを鑑賞し、噂のクラゲソフトクリームを食べた生徒もいたようです。さて、クラゲソフトクリームは、どのような味だったのでしょうか。。。

 ランチは「スタミナ太郎 鶴岡店」で、思い思いの食事を満喫したようです。生徒の皆さんのお話では、生徒の皆さんよりも先生の方が楽しく食事の時間を満喫していたとか、いないとか。。。

 

お魚を背景に

 

クラゲを背景に

 

楽しい食事の時間①

 

楽しい食事の時間②

 

「加茂水族館」にて高校生活最後の見学会を満喫!

 

建築科の授業で製作した「収納棚」を、山岳部に贈呈しました。

 建築科3年生が、課題研究(修繕班5名)の授業を通して製作した「木製収納棚」を、本校の山岳部に贈呈しました。

 収納棚は、コンテナボックスがきっちりと収まる寸法で設計されており、数多くの装備品を綺麗に収納することができます。

 事前に部室を実測した製作図面をもとに製作しているので、設置場所にジャストサイズで据え付けることができ、主要な部材には「屋外用の高耐久塗料」と「構造用の合板」を使用しているので、耐久性と耐荷重については市販品を遙かに凌駕しています。

 建築科の課題研究では、ものづくりを通して校内を含め、地域でも幅広く貢献できるような活動を実践しています。次年度は、白石駅近くの施設に製作した作品を設置し、使用していただく予定です。

 

完成した棚と修繕班の皆さん

 

贈呈式の様子

 

部室への搬入(想像以上の重量があります。。。)

 

実測したとおりに据え付け完了

建築科で、継手・仕口の加工方法に関する講習を実施しました。

 (株)シマヌキ建工より、建築大工の菊地 悠哉 様に御協力いただき、木材を用いた継手・仕口の加工方法に関する講習を実施しました。この講習は、授業(建築実習)の一環として実施されており、2年生全員が「鑿(ノミ)・玄翁(ハンマー)・指矩(大工さんが使用する定規)・鋸(ノコギリ)」を使用して、木材加工の基本となる継手と仕口の加工方法について学習します。

 慣れない道具を手に取りながら、額に汗を流して一生懸命に木材を加工していきます。丁寧な御指導をいただきながら、未完成になる生徒もなく全員が無事に継手と仕口の加工を終えることができました。

 初歩的なことからはじめ、段階的に学習を継続していくことによって、本校の建築科では「ものづくりコンテスト木材加工部門 東北大会」で、優勝した生徒も輩出しています。また、令和2年度は本校初となる「技能検定2級 建築大工職種(大工工事作業)試験」の合格者も誕生しており、令和3年度、令和4年度と連続して合格者を輩出することができました。(3級については、毎年度、多数の合格者がいます。)

 

 「木材加工」に関する建築科の取り組みについては、以下のURLから動画(建築科での学び)を視聴することができます。

 

https://shiroishi-kougyou.myswan.ed.jp/architecture

 

講師による墨付けの指導

 

継手・仕口の加工指導(ノコギリを使用)

 

継手・仕口の加工を実践(ノコギリを使用)

 

継手・仕口の加工指導(ノミを使用)

 

継手・仕口の加工を実践(ノミを使用)

工業化学科1年生施設見学

 12月12日(火)工業化学科1年生28名は、教育活動の一環として仙台うみの杜水族館に施設見学に行きました。工業化学科1年生での施設見学は初めてでしたが、皆真剣なまなざしで終始楽しそうに参加していました。とくに、アクリル水槽を観察し、水槽の水温を一定の低温に保ったり、結露を防いだり水圧に耐えられるよう強化ガラスやアクリル樹脂ガラスが使われていることを学びました。また、ろ過装置や水質浄化の方法についても初めて学ぶ生徒も多く、普段では気づかない様な水族館に関わる技術に触れることができた良い経験となりました。

 

 

 

 

建築科で、2年生を対象に「模型製作応用講習」を実施しました。

 (株)イズム・デザインの、代表取締役 小泉 貴幸 様に御協力いただき、建築模型の製作に関する応用講習を実施しました。小泉 様が、建築模型の製作を通して培ってきた一連のノウハウを惜しみなく開示していただき、1学年で(有)サンダルの、代表取締役 荒井 実 様から学んだテクニックを土台にしながら、更に踏み込んだ製作技法についても丁寧に指導をしていただきました。

 本校の建築科では、基礎から応用へと段階的に、1学年でサイコロと平屋建ての模型、2学年で2階建ての住宅模型を製作し、設計競技(コンペ)では各自が設計デザインした図面をもとに、オンリーワンのオリジナル模型を製作します。

 講習に参加した2年生からは、「建物のかたちが立体的に確認できるので、とても楽しかった。3年生で取り組む課題研究では、建築模型班に所属して活動したい。」という前向きな声を多数聞くことができました。

 

組立の手順に関する指導

 

大画面で手元の作業を拡大して指導

 

綺麗に仕上げるテクニックについて学ぶ

 

壁と建具の組立方法について学ぶ

 

屋根の納まりについて学ぶ

第4回高大接続研究事業

 12月5日(火)16:00~本校を会場として、第4回高大接続研究事業を実施しました。講義は、東北工業大学工学部都市マネジメント学科で講師の小野桂介先生による「興味・関心を引き上げる高校生向けの防災教育」をテーマに行っていただきました。講義では、安心・安全な社会を構築することを目的に、マインクラフトを活用した防災教育コンテンツを通して、洪水に関する防災教育をしていただきました。参加した生徒は、マインクラフトは全員が操作した経験を持っており、各自PCで操作しながら洪水の危険性がある場所の確認やなぜ危険となるのかを視覚的に捉え、イメージを膨らませながら防災について考え学ぶことができました。また、今後も本校と大学とで連携しながら、学びの楽しさや魅力を伝える取り組みを行って参ります。次回第5回講義については、12月26日(火)集中講義として10:15~東北工業大学5号館4階541教室での実施を予定しています。

 

 

 

 

建築科で、「木造住宅設計実践指導」を実施しました。

 (株)シマヌキ建工より、代表取締役社長 島貫 勇雄 様に御協力いただき、木造住宅設計のプランニングに関する基本的な指導を受けました。

 建築科では、通常の授業(座学)と併せて製図(図面を作図)に特化した実践的な授業が用意されています。当然、すべての生徒が初心者ですが、自ら住宅の間取りや空間を考えて設計競技にも挑戦しています。

 基礎・基本から学習をはじめ、各自が目標を定めながら前向きに学習活動に取り組んでおり、設計競技やコンクールでも多数の作品が入賞しています。

 

住宅のライフスタイルに関する講義

 

課題からプランニングを組み立てていくための実践指導

 

生活の場面を想像しながらアイデアを練ります

 

建築科で、「トレース技能検定試験」を実施しました。

 本校で、トレース技能検定試験を10月15日(日)に実施しました。受検した生徒の皆さんは、放課後や昼休みの時間を活用して「学科試験(知識問題)」と「実技試験(作図問題)」について一生懸命勉強に励んできましたので、全員が合格することを願っています。

 合格した生徒の皆さんは、その技術を生かして設計競技(コンペティション)やコンクールにも挑戦していきます。

 

※「トレース技能検定試験」は、トレース技能審査基準にもとづいて行われる文部科学省が後援する検定試験です。トレースの学習をすることにより、図面を作図する際に必要な専門知識と技術を習得することができます。

 

緻密な図面を丁寧にトレースして作図します

 

学科試験(知識問題)の様子

 

ドラフターを使用した検定試験の様子(鉄筋詳細図)①

 

ドラフターを使用した検定試験の様子(鉄筋詳細図)②

建築科の1年生を対象に実施した、校外体験学習についての集合写真を贈呈していただきました。

 スモリ工業株式会社 様より、「たのしいおうちづくりの学校」と「スモリの家 ハウススタジアム」で実施した、校外体験学習についての集合写真を贈呈していただきました。

 貴重な体験学習の機会を提供していただいただけでなく、このようなかたちで額に入った写真も提供していただきました。大切に飾らせていただきます。

 心よりお礼申し上げます。

『スモリ工業株式会社の皆様、ありがとうございます。』

 

贈呈していただいた集合写真①

 

贈呈していただいた集合写真②

建築科で、組子の制作に関する講習(校内)を実施しました。

 小野建具店の、小野 富雄 様に御協力いただき、伝統工芸である組子の制作に関する講習を、小野 様の作業場から本校の実習室に場所を移して実施しました。

 これまでは、小野 様の作業場で制作を進めてきましたが、いよいよ作品の完成も間近となり、最終の制作段階として本校での制作工程に移ります。

 組子の制作は、3学年の課題研究の一環として実施しており、1月22日には、発表会も実施されます。全7班が、各班のテーマに応じて課題に取り組んでおり、組子班もその一つになります。小野様には、発表会で講評をしていただく予定です。

 組子班を含め、すべての班において完成した作品は、ホームページにて年度末に紹介させていただきます。素晴らしい作品を紹介できるように、ラストスパートで一生懸命に取り組みます!

 

実技指導の様子①

 

実技指導の様子②

 

実技指導の様子③

 

実技指導の様子④

建築科の1年生を対象に、木造住宅の現場見学を実施しました。

 一建設株式会社に御協力いただき、柴田町で工事を実施している「木造住宅」を見学しました。基礎工事をはじめ、木材の継手・仕口、工事で使用する工具類、施工管理の方法など、「木造住宅」の工事の流れや具体的な施工方法について幅広く学ぶことができました。

 生徒の皆さんも充実した見学内容に、一様に満足した笑みを浮かべていました。建築科では、1学年から3学年まで年に複数回の『見学会』や『校外での体験学習』を実施しています。生徒の皆さんにとっては、とても楽しみな学習形態の一つとして定着しており、本校建築科の特色の一つになっています。

 

基礎と土台について学ぶ

 

木材の継手について学ぶ

 

工事で使用する工具類について学ぶ

 

施工管理について学ぶ

 

見学の記念にタンブラーをいただきました

 

現場の皆様に感謝し「お礼の言葉」

 

充実した見学に満面の笑み!

建築科で、進路講演会を実施しました。

 白建会に御協力いただき、東北工業大学 建築学部で学んでいる 斎藤 賢 様と佐藤 朋香 様(本校57回生)による、建築科の全生徒を対象にした進路講演会(演題『大学での学び』)を実施しました。

 1学年から3学年の建築科で学ぶ生徒が、久しぶりに一堂に会した講演になり、大学で学ぶための心構えや在学中に取り組んでおいた方がよいことなどについて、熱心に教えていただきました。また、スライドを提示しながら、楽しいキャンパスライフの様子や級友の現況についても触れていただき、生徒の皆さんは集中して真剣な眼差しで傾聴していました。

 、生徒の皆さんは、講演で教えていただいたことを参考にしながら、それぞれの目標に向かって進路活動に取り組んでいきます。

 

※白建会・・・白石工業高校建築科の卒業生による親睦組織(建築科の生徒は、卒業時に全員が、白建会に入会します)

 

皆、真剣に傾聴しています

 

斎藤 賢 様による講演の様子

 

佐藤 朋香 様による講演の様子

 

在校生からの質問

 

建築科の生徒を代表してお礼の言葉

 

久しぶりに全学年が一堂に会しました

建築科で、瓦(かわら)の講習を実施しました。

  宮城県瓦工事業組合 理事長 米山 弘明 様と、組合の皆様に御協力いただき、瓦(かわら)の講習を実施しました。この講習は、建築科1年生を対象にした講習として実施しており、昨年度から取り組みを開始した講習になります。

 座学「よくわかる瓦講座」を聴講したあと、実際に『鬼瓦』の制作を体験しました。生徒だけではなく、教員も一緒に鬼瓦を制作し、個性的な作品が多数創り出されました。

 

教員も制作に参加しました

 

講師による指導の様子

 

思案しながら制作しています

 

瓦の特性についての講義

 

生徒が制作した『鬼瓦』

第16期高大接続研究事業・開講

 10月3日(火)16:00から「高大接続研究事業」を本校会場で開催しました。講義は、東北工業大学工学部電気電子工学科の教授が講師を務め、「ロボットの仕組みと視覚機能」をテーマに行って頂きました。とくに、災害現場や建設現場での活躍が期待されるロボットの実現について、基本的な人間の視覚機能のメカニズムから、カメラや距離センサを用いた自動認識機能、さまざまな作業環境に適応できる多脚クローラ型不整地移動ロボットについて動画を交えながら分かりやすい先生の説明で、具体的なイメージを持ちながら生徒達は学びました。今後も本校と大学とで連携しながら、学びの楽しさや魅力を伝える取り組みを行って参ります。次回は、10月24日(火)16:00~17:30を予定しています。

 

 

 

建築科の2年生が、インターンシップ(就業体験)報告会を実施しました。

 インターンシップ(就業体験)で体験したことを報告書(冊子)にまとめ、協力してくださった事業所の皆様と建築科の1年生に向けて報告会を実施しました。

 派遣先ごとにグループを編成し、協力しながらプレゼンテーションのスライドを制作してきました。2年生の皆さんは、各事業所でお世話になった人たちを前に緊張した様子を隠すことができませんでしたが、練習の成果を存分に発揮して、とても素晴らしい報告会になりました。

 事業所の皆様から頂戴したお言葉を励みに、今後の進路活動に邁進していきます。そして、真剣に先輩の発表に耳を傾けていた1年生は次年度のインターンシップに向けて、準備を整えていくことになります。

 

協力事業所一覧:

有限会社 阿部工営社 様、有限会社 佐幸建築店 様、株式会社 佐善工務店 様、株式会社 シマヌキ建工 様、株式会社 仙南測量設計 様、タカハシホーム 有限会社 髙橋材木店 様、株式会社 武田工務店 様、株式会社 枡建設 様、株式会社 マックス設計 様、株式会社 マルダイ建設 様、有限会社 安田工務店 様、大河原町役場 様、白石市市役所 様

 

発表練習の成果を存分に発揮!

 

協力事業所の皆様

 

皆で協力して、この日を迎えました

 

1年生も真剣に傾聴しています

 

協力事業所の皆様による講評

建築科の1年生を対象に、校外体験学習を実施しました。

 スモリ工業株式会社 様に御協力いただき、「たのしいおうちづくりの学校」と「スモリの家 ハウススタジアム」で、校外体験学習を実施しました。

 「たのしいおうちづくりの学校」では、現場で活躍している職人の皆様に指導をいただきながら、「塗り壁ローラー仕上げ」「床フローリング貼り」「左官仕上げ」「外装タイル貼り」「ボードビス留め」「ボード釘打ち」「屋根葺き」などの作業を体験させていただきました。

 「スモリの家 ハウススタジアム」では、台風体験、地震体験、結露の実際、家の構造、インテリアなどについて体験しながら幅広く学ぶことができました。

 また、昼食は「すたみな太郎 利府店」にてバイキング形式での食事を満喫しました。焼き肉だけではなく、アイスクリームやケーキ、わたがしやクレープなど、好みの盛り付けで目一杯美味しい食事を堪能しました。

 建築科では、学年毎にバリエーションに富んだ、校外学習の機会を多数設けています。3年間を通じて、楽しみながら建築について学習していきます。

 

筋交いの耐力試験構造骨組について学ぶ

  筋交いの耐力試験                      構造骨組について学ぶ

 

台風のシミュレーションハウススタジアム

  台風のシミュレーション               ハウススタジアム

ランチタイムの様子①ランチタイムの様子②

  ランチタイムの様子①                    ランチタイムの様子②

 

ボードビス留めの施工体験ボード釘打ちの施工体験

  ボードビス留めの施工体験                  ボード釘打ちの施工体験

 

左官仕上げの施工体験床フローリング貼りの施工体験

  左官仕上げの施工体験                    床フローリング貼りの施工体験

 

屋根葺きの施工体験外装タイル貼りの施工体験

  屋根葺きの施工体験                     外装タイル貼りの施工体験

 

塗り壁の施工体験たのしいおうちづくりの学校

  塗り壁の施工体験                たのしいおうちづくりの学校

 

設備工業科2年向け配水管講習会実施

 10月3日(火)、4日(水)の2日間に分かれ、設備工業科2年生向けに配水管講習会を実施しました。

 今年度も宮城県管工業協同組合様の取りまとめのもと、(一社)日本ダクタイル鉄管協会様、積水化学工業㈱様、前澤給装工業㈱様に講師を務めていただきました。

 ダクタイル鋳鉄管耐震継手や水道配水用ポリエチレン管、またサドル付分水栓について講義や実習を通して学ぶことができました。サドル付分水栓の作業については、最後に施工がうまくいったか(インサートコアが正しく挿入されているか)確認することで、それぞれの作業結果を知ることができました。

 今後も、地域の皆様のお力を借りながら、社会で活躍できる人材を育んでいきたいと思います。

 

建築科の2年生を対象に、現場見学を実施しました。

 宮城県建設業協会(仙南支部)に御協力いただき、「岩沼市保健センター長寿命化外部改修工事現場」と「丸森町神明南雨水ポンプ場建設工事現場」の2つの工事現場について見学しました。また、丸森町観光交流センター(阿武隈ライン舟下り乗船場)において、仙南地区の建築関連企業と情報交換会を実施しました。

 

岩沼市保健センター長寿命化外部改修工事現場①

 

岩沼市保健センター長寿命化外部改修工事現場②

 

岩沼市保健センター長寿命化外部改修工事現場③

 

丸森町神明南雨水ポンプ場建設工事現場①

 

丸森町神明南雨水ポンプ場建設工事現場②

 

丸森町観光交流センターにて、仙南の建築関連企業と交流会①

 

丸森町観光交流センターにて、仙南の建築関連企業と交流会②

 

丸森町観光交流センターにて、仙南の建築関連企業と交流会③ 

 

みやぎクラフトマン21事業の手分析講習会開催!(工業化学科)

 令和5年9月22日(金)に本校工業化学科実習室において、みやぎクラフトマン21事業で手分析講習会を開催致しました。当日は、工業化学科2年生を対象に、水の中に存在するMg2+(マグネシウムイオン)やCa2+(カルシウムイオン)の量を調べる「キレート滴定」をテーマに、公益財団法人公害衛生検査センターの職員の方々から技術指導をして頂きました。工業化学科2年生は、より専門的な知識や技術を教えて頂きながら、化学分析の手法や試料の取り扱い方を通して化学の奥深さや魅力について改めて学習しました。

 

 

 

 

建築科で、建設業経理事務士(3級)特別研修を実施しました。

 一般財団法人 宮城県建設業協会に御協力をいただきながら、建設業経理事務士(3級)特別研修を実施しました。

 研修は、建築科の2年生を中心に、本校の講義室で3日間に渡って実施され、参加した生徒は意欲的に真摯な姿勢で研修に臨みました。

 授業では学ぶ機会の少ない「経理事務」に関する内容について、専門性の高い内容を分かりやすく解説していただきました。

 本校の建築科では、4級(1年生中心)と3級(2年生中止)の研修会を実施しています。合格率も9割を超えており、大変人気の高い講習会になっています。

 

※「建設業経理事務士特別研修」は、講習と検定試験とを組み合わせて実施するもので、研修最終日に行われる検定試験に合格すると、3級または4級建設業経理事務士の資格が取得できます。(4級は、2日間の研修)

 

研修の様子①

 

研修の様子②

 

研修の様子③

 

建築科の3年生を対象に、リサイクル施設と最終処分場の見学を実施しました。

 循環型社会に貢献できる産業人材育成事業の一環として、「仙南クリーンセンター(最新の設備を備えたゴミ処理施設)」と「仙南地域のゴミ処理最終処分場」を見学しました。

 普段の生活で排出されるゴミがどのように処理されているのか、『持続可能な社会を目指す視点』で説明と講義を受け、参加した3年生の意識も大きく変わりました。

 建築科では、循環型社会に貢献できる人材の育成を目指して、環境に配慮した建築に数多く触れる機会を設けています。

 

クリーンセンターの概要説明を真剣に聞いています

 

回収方法について学びます

 

様々な装置があることを学びました

 

巨大な機械に唖然としました

 

人生で初めて最終処分場を見ました!

建築科の1年生を対象に、国見町方面で建築見学を実施しました。

 公共施設、大規模商業施設を見学することにより、施設の特性に対応した建築設計の手法について学習し、あわせて、古建築を間近に感じながら建築史と建物の変遷について知るために、「国見町役場」、「奥山家住宅洋館・主屋」、「旧佐藤家住宅」、「福島県国見町観月台文化センター」を見学しました。

 昼食は、「道の駅国見 あつかしの郷」を利用して、名物の「国見バーガー」などを堪能しました。

 1年生にとっては、初めての見学行事ですが、楽しく建築について学びながら、充実した建築見学になりました。

 

バス移動の時間も楽しんでいます!

 

議場に関する説明

 

将来は議員さんに?

 

議場にて集合写真

 

おしゃれな空間も随所にあります

 

茶室のつくりについて学びます

 

文化センターにて集合写真

設備工業科1年の施設見学実施

 9月4日(月)に設備工業科1年生の施設見学を実施しました。

 昨年度に引き続き、今回も(一社)宮城県空調衛生工事業協会様、(一社)仙台設備工事業協会様にご協力いただいての実施となりました。見学場所は、宮城県総合運動公園、および夢メッセみやぎです。

 宮城県総合運動公園では、各施設の概要と一昨年の地震被害に対する改修状況、およびそれらの建築設備について説明を受けました。特にプール棟では、大規模施設における空調・給排水設備を見ることが出来ました。また、夢メッセみやぎでは、展示会場ならではの消火設備について見学することが出来ました。

 最後の質疑応答では、生徒より「この仕事のやりがい」について質問 がありました。(一社)仙台設備工事業協会の藤岡理事長より「目に見えないところで人々の生活を支え、利用した人達に喜んでもらえること」との回答をいただき、この業界における仕事の意義を学ぶことが出来ました。

 今後も、地域の皆様のお力を借りながら、社会で活躍できる人材を育んでいきたいと思います。