令和5年度
みやぎクラフトマン21事業の手分析講習会開催!(工業化学科)
令和5年9月22日(金)に本校工業化学科実習室において、みやぎクラフトマン21事業で手分析講習会を開催致しました。当日は、工業化学科2年生を対象に、水の中に存在するMg2+(マグネシウムイオン)やCa2+(カルシウムイオン)の量を調べる「キレート滴定」をテーマに、公益財団法人公害衛生検査センターの職員の方々から技術指導をして頂きました。工業化学科2年生は、より専門的な知識や技術を教えて頂きながら、化学分析の手法や試料の取り扱い方を通して化学の奥深さや魅力について改めて学習しました。
建築科で、建設業経理事務士(3級)特別研修を実施しました。
一般財団法人 宮城県建設業協会に御協力をいただきながら、建設業経理事務士(3級)特別研修を実施しました。
研修は、建築科の2年生を中心に、本校の講義室で3日間に渡って実施され、参加した生徒は意欲的に真摯な姿勢で研修に臨みました。
授業では学ぶ機会の少ない「経理事務」に関する内容について、専門性の高い内容を分かりやすく解説していただきました。
本校の建築科では、4級(1年生中心)と3級(2年生中止)の研修会を実施しています。合格率も9割を超えており、大変人気の高い講習会になっています。
※「建設業経理事務士特別研修」は、講習と検定試験とを組み合わせて実施するもので、研修最終日に行われる検定試験に合格すると、3級または4級建設業経理事務士の資格が取得できます。(4級は、2日間の研修)
研修の様子①
研修の様子②
研修の様子③
建築科の3年生を対象に、リサイクル施設と最終処分場の見学を実施しました。
循環型社会に貢献できる産業人材育成事業の一環として、「仙南クリーンセンター(最新の設備を備えたゴミ処理施設)」と「仙南地域のゴミ処理最終処分場」を見学しました。
普段の生活で排出されるゴミがどのように処理されているのか、『持続可能な社会を目指す視点』で説明と講義を受け、参加した3年生の意識も大きく変わりました。
建築科では、循環型社会に貢献できる人材の育成を目指して、環境に配慮した建築に数多く触れる機会を設けています。
クリーンセンターの概要説明を真剣に聞いています
回収方法について学びます
様々な装置があることを学びました
巨大な機械に唖然としました
人生で初めて最終処分場を見ました!
建築科の1年生を対象に、国見町方面で建築見学を実施しました。
公共施設、大規模商業施設を見学することにより、施設の特性に対応した建築設計の手法について学習し、あわせて、古建築を間近に感じながら建築史と建物の変遷について知るために、「国見町役場」、「奥山家住宅洋館・主屋」、「旧佐藤家住宅」、「福島県国見町観月台文化センター」を見学しました。
昼食は、「道の駅国見 あつかしの郷」を利用して、名物の「国見バーガー」などを堪能しました。
1年生にとっては、初めての見学行事ですが、楽しく建築について学びながら、充実した建築見学になりました。
バス移動の時間も楽しんでいます!
議場に関する説明
将来は議員さんに?
議場にて集合写真
おしゃれな空間も随所にあります
茶室のつくりについて学びます
文化センターにて集合写真
設備工業科1年の施設見学実施
9月4日(月)に設備工業科1年生の施設見学を実施しました。
昨年度に引き続き、今回も(一社)宮城県空調衛生工事業協会様、(一社)仙台設備工事業協会様にご協力いただいての実施となりました。見学場所は、宮城県総合運動公園、および夢メッセみやぎです。
宮城県総合運動公園では、各施設の概要と一昨年の地震被害に対する改修状況、およびそれらの建築設備について説明を受けました。特にプール棟では、大規模施設における空調・給排水設備を見ることが出来ました。また、夢メッセみやぎでは、展示会場ならではの消火設備について見学することが出来ました。
最後の質疑応答では、生徒より「この仕事のやりがい」について質問 がありました。(一社)仙台設備工事業協会の藤岡理事長より「目に見えないところで人々の生活を支え、利用した人達に喜んでもらえること」との回答をいただき、この業界における仕事の意義を学ぶことが出来ました。
今後も、地域の皆様のお力を借りながら、社会で活躍できる人材を育んでいきたいと思います。