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令和5年度

建築科の2年生を対象に、工場見学を実施しました。

 「自然と共に暮らす住まい」、「再生可能エネルギーによる暮らし」、「生産や廃棄における環境負荷の軽減」を、目標にして企業経営に取り組んでいる積水ハウス株式会社の『東北住まいの夢工場』を見学しました。

 工場では、「構造ゾーン」、「グリーンファーストゾーン」、「シャーメゾンゾーン」などで体験と見学をさせていただきました。

 建築科では、生徒の皆さんが楽しく学習した内容を深めていけるように、卒業までに数多くの体験型の見学を実施しています。見学を通じて識見を深め、卒業後は建設業界の担い手として活躍していくことを期待しています。

皆さん真剣に説明を聞いています

 

 

インテリアについて学ぶ

 

住宅について学ぶ

 

高級住宅展示場でのひととき

 

夢工場を背景に!

建築科で、競技設計特別講習を実施しました。

 一般社団法人 宮城県建築士会の、白石刈田支部 支部長 松永 公雄 様に御協力いただき課題研究(コンペ班6名)の授業で、競技設計に関する特別講習を実施しました。

 建築設計事務所で培われてきた建築計画・建築設計・デザイン構想のプロセスに関する一連のノウハウを惜しみなく開示していただき、初歩的なことから丁寧に指導をしていただきました。

本校の建築科では、基礎製図から競技設計への挑戦と段階的に、建築設計の力を身に付けていきます。1学年では「木造平屋建て住宅とエクステリアの計画・設計」、2学年では「木造2階建て住宅とCAD設計の基本」、3学年では「鉄骨造、鉄筋コンクリート造の図面をCADで作図し、さらに課題研究でコンペ班に所属すると本格的な競技設計」に挑みます。各学年において、外部講師の皆様にも御協力いただきながら設計力やザデイン力の向上に努めています。

本校の建築科では、ここ数年、生徒の皆さんの活躍が著しく「最優秀賞」「大賞」「金賞」など、多くの競技設計やコンクールで受賞の実績をあげています。

全員が、初心者からスタートしています。建築になんとなく興味のある中学生の皆さんは、是非!本校の建築科で「夢」の実現に向けて学んでいただければと思います。

 

競技設計「建築甲子園」についてのレクチャー

 

グループワークで課題の本質を読み解いていきます

建築科の3年生(課題研究・修繕班)が、ソフトテニス部で使用している審判台の座板を制作しました。

 建築科の3年生が、ソフトテニス部顧問の先生より「審判台の座板」について制作を依頼され、課題研究(修繕班5名)の授業で制作させていただきました。

 座板自体の計算上の耐荷重強度は、300kg超になっています!ソフトテニス部の皆さんが安心・安全に部活動に取り組み、活躍されることを期待しています!

 建築科の課題研究では、ものづくりを通して校内を含め、地域でも幅広く貢献できるような活動を実践しています。ホームページを御覧いただき、なにか御相談がありましたら、遠慮なく本校建築科まで連絡してください。

 

塗装は、3回重ね塗りします

 

ジャストサイズの仕上がりです!

 

計算上の耐荷重強度は、300kg超です!

 

 

建築科の3年生(課題研究・木製玩具班)が、地域の保育園で使用している木製玩具を修復しました。

 建築科の3年生が、今年度、木製玩具を寄贈する保育園より「天板の壊れたキッチンセット」について修復を依頼されました。

 課題研究(木製玩具班5名)の授業を通して、皆で知恵を出し合いながら修復を行い、無事にキッチンセットを「白石はるかぜ保育園」にお届けすることができました。

 建築科では、地域の皆様に喜んでいただけるような活動を、引き続き実践していきます。ホームページを御覧いただき、なにか御相談がありましたら、遠慮なく本校建築科まで連絡してください。

 

修復作業の様子①

 

修復作業の様子②

 

修復作業の様子③

 

修復完了!

建築科で、組子の制作に関する講習を実施しました。

 小野建具店の、小野 富雄 様に御協力いただき、伝統工芸である組子の制作に関する講習を、小野 様の作業場をお借りして実施しました。

 職人ならではの技術や技法について、小野様と一緒に作業を進めながら学んでいきます。組子は、手間をかければかけるほど美しい作品に仕上がりますので、生徒も熱心に取り組んでいます。

 完成した作品は、ホームページにて年度末に紹介させていただきます。素晴らしい作品を紹介できるように、一生懸命に取り組みます!

 

組子の組み方について学ぶ

 

部材の墨付けについて学ぶ

 

スライドソーを使用した部材加工①

 

スライドソーを使用した部材加工②

 

きわ鉋(カンナ)による切削加工

 

講師・小野 様の作品

 

昨年度の作品