令和4年度
建築科の3年生を対象に,リサイクル施設見学を実施しました。
循環型社会に貢献できる産業人材育成事業の一環として,「仙南クリーンセンター(最新の設備を備えたゴミ処理施設)」を見学しました。
普段の生活で排出されるゴミがどのように処理されているのか,『持続可能な社会を目指す視点』で説明と講義を受け,参加した3年生の意識も大きく変わりました。
建築科では,循環型社会に貢献できる人材の育成を目指して,環境に配慮した建築に数多く触れる機会を設けています。
なにもかもスケールが大きくて驚きの連続です
間近で見る大型クレーンに圧倒されています!
真剣に職員の説明を聞いています
中央管理室(コントロールルーム)に興味津々です
建築科の2年生を対象に,現場見学を実施しました。
宮城県建設業協会(仙南支部)に御協力いただき,「(仮称)宮城県大河原産業高等学校建築現場」と「丸森町RC造災害集合害住宅工事現場」の2つの工事現場について見学しました。また,丸森町観光交流センター(阿武隈ライン舟下り乗船場)において建築関連企業13社(仙南地区)との情報交換会を実施しました。
(仮称)宮城県大河原産業高等学校建築現場①
(仮称)宮城県大河原産業高等学校建築現場②
丸森町RC造災害集合害住宅工事現場
丸森町観光交流センターにて,仙南の建築関連企業と交流会
建築科の1年生を対象に,工場見学を実施しました。
文化施設であると同時に,復興のシンボルとして市の新しいランドマークになることを期待された持続可能な拠点施設として計画された,「マルホンまきあーとテラス」と,循環資源である木材を活かして<持続可能な開発目標(SDGs)>の実現に貢献していくことを宣言している「株式会社 山大(プレカット工場)」を見学しました。
この日のために体調管理にも努め,一人も欠けることなく全員参加での見学実施になりました。現地では,美味しい食事を堪能し,生徒たちも楽しく充実した時間を過ごすことができました。
建築科では,生徒の皆さんが楽しく学習した内容を深めていけるように,卒業までに数多くの体験型の見学学習を実施しています。見学を通じて識見を深め,卒業後は建設業界の担い手として活躍していくことを期待しています。
環境に配慮した木材加工についての説明
山大(プレカット工場)でのSDGsに関する取り組みについて
お昼は,海鮮丼!美味しい!
「マルホンまきあーとテラス」にて
「石ノ森萬画館」を背景に記念撮影
建築科で,建築CAD検定試験を実施しました。
建築科の資格取得において,生徒の目標にもなっている建築CAD検定試験が実施され,3級11名が受検しました。受検した生徒の皆さんは,この日に向けて放課後の時間を活用しながら作図技術の向上に励んできました。
建築CADを扱えることで,綺麗な図面だけではなく様々な図表も作図できるようになりますので,今後,生徒の皆さんがそのスキルを生かして活躍していくことを期待しています。
※「建築CAD検定試験」は,建築用の図面を「CAD」を使用して作図する技量を認定するもので,1993年に誕生した日本初の建築CAD資格です。
検定試験の様子①
検定試験の様子②
設備工業科2年向け配水管講習会実施
10月4日(火),5日(水)の2日間に分かれ,設備工業科2年生向けに配水管講習会を実施しました。
今回は宮城県管工業協同組合様の取りまとめのもと,(一社)日本ダクタイル鉄管協会様,積水化学工業㈱様,前澤給装工業㈱様に講師を務めていただきました。
ダクタイル鋳鉄管耐震継手や水道配水用ポリエチレン管,またサドル分水栓について講義や実習を通して学ぶことができました。
また,当日の内容は東日本放送様に取材いただき,後日TV放送していただきました。
現在は,同TV局ホームページ上で視聴することが可能です。
工業高校の生徒が配管の技術を学ぶ講習会 宮城・白石工業高校 | khb東日本放送 (khb-tv.co.jp)
今後も,地域の皆様のお力を借りながら,社会で活躍できる人材を育んでいきたいと思います。